〜 子供たちはこんな風に泣いた 〜
言い逃れはできない。
あなたは、見えていたはずのものを全て無視して自分の欲だけを満たそうとし、そして今その責任から逃れようとしている。
そんな人間。
クズ。
子供たちがどういう風に泣いていたか、想像してごらん?
ほら。
あなたがキスしながらの挿入を堪能している時、うちの子供たちがどういう風に泣いていたか。
それまで自分たちを真っ直ぐに見ていてくれた父親にいきなり無視され始め、少しずつ邪魔扱いされるようになっていった子供たちがどんな風に泣いていたか。
想像できないか。
それが思いやれないから、始めちゃうんだしね。
泥棒。
卑怯者。
悪人。
自分も犠牲者として苦しんだくせに。
なぜ同じことをして、別の人間を傷つけたのか。
なんというか、あなたは母親を名乗る資格はあるの?
いや、どんな人間が母親になろうと他人が口出しすべきではないのだろうけど、あなた自身が胸を張って母親だと名乗ることに、わたしは若干抵抗があるかな。
あなたが説く道徳って。
あなたたちは、わたしという人間をどれだけ傷つけたんだろう。
そして、どうしてあなたたちは罰せられないんだろう。
わたしの大事な子供たちの人生をどれだけ損なったんだろう。
どうしてあなたは、平気なんだろう。
始めたことも、傷つけたことも、なんの償いもしないことも。
どうやったら平気でいられるの?
教えて欲しい。
子供たちのクラスで保護者対象のセミナーやればいいんじゃないかな。
何をやっても平気で過ごす方法、みたいな。
そんで茶話会とかいう質疑応答タイムを設ければ、また自分を好きなだけ美化正当化できるんじゃないかな。
どう?