猫と学ぶ、はるまきの作り方

春巻ねこです。物語のようなものを書きます。書きながらの公開なので、随時加筆訂正しますが、大筋のストーリーは変わりません。この物語は、フィクション、です。

036 夫と子供の同級生の母親がダブル不倫を後悔した話

 

Come Rain Or Come Shine

Come Rain Or Come Shine

  • Eddie Higgins, Scott Hamilton & Ken Peplowski
  • ジャズ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 〜怒りをぶつける相手〜

 

あのさあ

下品すぎる。

しかもそれを、わたしたち母子、タカユキの両親、親戚、友人、町内の人々、たくさんの人間に知られて軽蔑されるリスク。

相手の子供を苦しめ、それと同時に自分の子供のこともはずかしめ。

ほんと、もう、バカじゃないの?

うちの子供たちにどうやって償うの?

 

そりゃもう楽しかったでしょうよ。

気持ちよかったでしょう。

で?

そのために、こんなことになっちゃったよ?

で?

育んだ愛に悔いなし?

嘘つき同士で?

 

そりゃ怒るっつの。

わたしは不倫の話はしてないよ?

でも、不倫が許せない人もいるでしょうね。

 

不倫自体が許せない人。

タカユキの奥さんへの長年の圧力を許せない人。

長年苦しめた妻子を捨てようとしたこと。

あなたが捨てさせようとしたこと。

みなさんに嘘をついていたこと。

みなさんの信頼を裏切ったこと。

自分が浮気されても健気に子育てしている様子でみなさんの同情と親切を得ていたのに、実際はかげで好き放題だったこと。

相手の妻子を傷つけながら平気で楽しんでいたこと。

物カネ性で妻子持ち既婚男性を依存させたこと。

自分の子供にもストレスを与えたこと。

不倫旅行に自分の子供を利用したこと。

不倫相手と一緒に元夫を笑い者にしていたこと。

不倫相手の奥さんを、2人で公衆便所呼ばわりしていたこと。

 

すごい。

凄すぎてちょっと笑うしかない。

 

なんの償いもしていないこと。

不倫が終了したことを奥さんのせいにしていること。

未だに奥さんを睨みつけたりしていること。

 

今まで書いたこと、なにひとつ間違いはないよね?

もっとたくさん怒るポイントはあるけどね。

 

愛は育むもの。

どの口が言うとんねん、どの口が。

 

あのさ、いっこすごく大事なこと言うよ。

 

あなたも、わたしたち母子を傷つけるのではなく、元夫の不倫相手に怒りをぶつけるべきだったと思わない?